PROFILE

PROFILE

5歳より書を始め、東京学芸大学 教育学部 書道教員養成課程を卒業。

卒業後は書団体には所属せず、独立書家として活動。
大学卒業後、阪神・淡路大震災を機に「つながる」ことの重要性を意識して携帯電話販売会社へ就職。2000年に携帯電話が普及してきたのを見て通信会社へ転職。
2010年にソフトバンクアカデミアに第一期生として所属し、初年度首席の成績を修める。
2014年に独立起業し、書道塾 継未-TUGUMI-を設立。
書道塾の経営、作品制作、個展、Work Shop等を通じて日本の伝統文化である「書」を未来を担う子ども達へ、そして世界へ継いで行く事を志として刻み続ける。

また、ソフトバンクアカデミアの実績より、新たな念いの表現ツールとしてプレゼンテーション講師も行う。

Concept
書は刻む事である。
遥か太古の昔、人類は文字を骨に刻んでいた。 刻む事がその原点である。
その後、用具は変遷しながらも、洋の東西を問わず「書く」ことは実用として営まれてきた。
そして、現代はテクノロジーの進化で、人類は「書く」ことから「入力」することに推移しつつある。
「書く」ことの本質は刻む事。
それは、その時の心の揺れや念いを文字として書き留める事。
私は刻み続ける。

Background
書を始めたきっかけは、両親の影響が強い。
大正生まれの私の両親は、当時の世情もあり文字が書けなかった。
我が子に同じ不憫な想いをさせたくない一念から、書を学ばせてくれた。
現在、人類はテクノロジーの進化で「書かない」世界へ移行しつつある。
私は、この世界に「書く」ことの価値を改めて見出して行きたい。
次の世代へ、未来へ、「念いを刻む」ことを伝えていく。